9月22日に名古屋近郊で終活フェアに参加してきます‼
終活とは?
人生のエンディングを考えることを通じて自分を見つめ、自分らしく人生を生きる活動
人生の後半を趣味や生きがいを見つけて、存分に謳歌することも終活のひとつですが、誰にでもやってくる死について「自分がどう考え」「どう行動するか」を考え、準備しておくことも大切です。終活を行うことで自分の置かれている状況を客観的に把握でき、余生を通してできること・できないことの整理につながります。整理をすることで現実的な事前準備ができ、残された家族への負担も減らせるます。
終活のメリット
老後の生活が前向きになる
自分の思いや要望を家族に伝えることで老後の生活が前向きになります。しかし、急に老後の話や死を前提とする話をすると戸惑い驚かれてしまう可能性が高いので伝えるときは「健康状態の話から切り出す」と良いでしょう。
老後生活が充実する
死を人生のゴールとするなら、先行きがあいまいなゴールより、ある程度自身で把握できたほうが残りの時間を有効に活用できます。また、介護が必要な生活を何年か送ってから死を迎える方が大半です。要介護状態になったら自宅で家族に介護してほしいのか。それとも施設に入りたいのか、どんな施設に入りたいのか。を伝えておくことで家族も事前準備や心構えができ、実際に要介護状態になった時に自分で意思表示ができない状態だったとしても事前に自分の考えを伝えておくことで安心です。
遺産相続のトラブルを回避できる
金銭が関わる遺産相続では「残された家族の誰がどれだけ受け取れるか」が明確になっていないと大きなトラブルに発展する恐れがあります。自分が生きているうちに、遺言書を残すことはもちろんですが、相続する家族とも話し合って進めていきましょう。相続する家族が複数いる場合にはできる限り全員で集まる機会に話し合いを行うことで後から水掛け論のトラブルを防げます。
終活は人生を全うし、残された家族のために行う大切なこと
終活は死に備えて準備することと認識されがちですが、今までの人生を思い返し、現時点での思いをまとめることでこれからをより良く生きていこうと考えるきっかけにもなります。自分の老後について考えたいという方は思い立った日から始めることをお勧めします。しかし、自分一人ですべてをこなそうとすると、途中でやめたくなったり億劫になったりするものです。途中でくじけてしまわないように終活フェアに参加し、専門家に相談することも一つの手段です。最後まで自分らしく生きるために、死から目を背けるのではなく、限りある時間を上手く使うことが大切です。