コロナ過で危機と闘う夜間休日診療「家来るドクター」のクラウドファンディングに参加しました
最初はこんなに長引くとは思いもしなかったコロナ…
もう1年以上になりますね。
感染者数が増えたり減ったりと繰り返し、緊急事態宣言が出たり解除になったりとコロナに振り回されている日々です。
コロナに感染しないように日々気を付けて生活していますが、ウイルスは目に見えないので不安が残ります。
もしコロナにかかった場合しっかりと対応してもらえるのだろうか…
そもそもコロナの初期症状のようなものが出たときに検査はしてもらえるのだろうか…
かかりつけ医がいないけど、もしもの時どこに相談すればいいのだろう…
インターネットで検索しても
すぐPCR検査をして治療してもらえたという情報。
PCR検査を希望しても、してもらえなかった。その後重症化してやっと検査をしてもらえた。
重症化しても病床がひっ迫していて入院がなかなかできない。
など様々な情報が錯綜していて、自分がもし感染したときにどう対応してもらえるのか明確にわからない…
感染したときの病床ひっ迫度にもよるんだろうな…なんて不安に思いながら生活をしていました。
しかし、日々ニュースを見ているうちに、医療従事者や介護スタッフの方々は私とは比にならないぐらい大変な思い、不安な思いをしていることを知りました。
医療従事者や介護スタッフでもない私の場合、コロナ感染者と関わることがあるとすれば、無症状や軽症者でコロナ感染していることに本人も気が付いていない状態の人と接したときであり、
PCR検査が必要な人やコロナ感染者と接することはほぼない。
医療従事者は、コロナ感染の疑いがある方のPCR検査、感染者の治療や日常のケアを日々している。
病床ひっ迫によって老人ホームで陽性者が出ても入院先が見つからないというニュースも一時ありました。
入院先が見つからないからと言って老人ホームで生活する要介護の感染者に何もせず部屋に隔離しておくことはできないでしょう。
なぜなら、老人ホームに入居している方がほとんどの方は、食事介助や排せつ介助など日常的に介護が必要だからです。
老人ホームにいる以上介護スタッフは、入居者がコロナに感染したからと言って日々の介護をしないわけにはいかないです。
自分が感染しないように、他の入居者に感染させてしまわないように感染対策をしながら、感染者の介護。
医療従事者も介護スタッフもリスクが高く、不安、精神的な負担が大きいと思います。
そんなことを考えながらも、私にできることと言えば、コロナに感染しないよう自粛生活をすることぐらい…
何かないのか…と考えているときに
「家来るドクター」からクラウドファンディングをするというLINEが来ました。
家来るドクターは夜や休日に救急車を呼ぶほどでもないけれど体調不良になったときに自宅に駆け付け診察、検査、薬の処方をしてくれる地域医療機関です。
そういえば1年ぐらい前に存在を知って、こういうのがあると安心だなと思い友達追加していました。
見てみると、
2020年12月からPCR検査・抗体検査を導入し、発熱症状があるが「どこに相談すればいいのかわからない方」、他の病院に診察を断られてしまった方、基礎疾患があり二次感染が心配で通院できなかった方など
コロナ過の影響で様々な不安のある方に対応してきた。
しかし、
感染予防に使用する感染防護具などのコストが増え、消毒資材の十分な購入費確保が難しくなってきた
コロナ過によって往診件数が前年比160%になっており、今後医師の増員、往診車の増車が必要になってくる可能性がある
そのため、クラウドファンディングを通じて支援をしてほしいという内容でした。
これなら私にもできる!と思い支援させていただきました。
微々たる支援ですが、コロナ過と闘っている医療従事者をサポートできる。
ほんの少しでもコロナと闘っている医療従事者の力になることができる。
それがなんだかうれしかったです。
単なる自己満足ですが…
コロナ過になり、人との交流が少なくなり、コロナのニュースを見て大変だなとは思うものの、私にできることは自粛ぐらいしかなくて、なんだか孤独感ややりきれない気持ちがありました。
闘っている人の力になりたい。そんな思いがクラウドファンディングを通じて叶うな気がしました。
長くなりましたがこのような経緯でクラウドファンディングに参加し、無事に2021年6月6日プロジェクトが成立しました。
「家来るドクター」さんからお礼のお手紙いただいたので載せておきます。
コロナ終息後も、一人暮らし、小さな子供がいる家庭、高齢者などたくさんの人にとって夜間・休日に駆け付けてくれる地域医療「家来るドクター」はとても心強いと思います。
1日も早くコロナが終息しますように。