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混合介護とは何か。サービス内容や目的、特徴を解説

  • 2019/03/27

混合介護は、「選択介護」とも呼ばれており、その名称はまだ明確なものではありません。
そんな混合介護では、「介護保険サービス」と「介護保険外サービス」のどちらのサービスも利用できるもので、これからの介護に新しい風を送り込む試みとなっています。こちらでは、混合介護の目的や特徴、サービス内容について詳しくご紹介します。

混合介護は「介護保険サービス利用者」が「介護保険外サービス」を自腹で利用すること

混合介護の特徴は、介護保険サービスを利用する方が、介護サービス事業の提供している介護保険外サービスを「全額自費」で利用するところにあります。現在でも混合介護のサービスを受けることはできますが、同じ時間内に「保険内・保険外」という2つのサービスを提供してはいけないことになっています。それは、「保険内と保険外のサービスが明確に区分されているかどうか」という厚生労働省の考えがあるからです。

多くの市町村で混合介護に対して「同時」と「一体化」は認めないとしていますが、「連続」は認めるということになっています。つまり「連続」なら混合介護を利用することができるのですが、少し難しい言い回しになってしまったので、分かりやすい例えをご紹介します。

夫婦2人世帯で妻が要介護者の場合

ホームヘルパーが自宅にやってきて、「介護保険サービス」の中で妻のために食事、掃除、洗濯などをすることは可能です。ただ、その時間に「介護保険外サービス」として家族である夫の食事、掃除、洗濯をすることはできません。しかし、妻のサポートが終わってから改めて時間を作って、夫の家事をサポートすることが可能です。

一人暮らしの要介護者の場合

一人暮らしをしている要介護者の自宅にホームヘルパーが訪問して、「介護保険サービス」の中で掃除をすることはできますが、そのついでに「介護保険外サービス」である庭の草むしりや花の水やりなどはできません。

これらの行動は、とても非効率なものであり、混合介護が認められれば効率的に介護サービスを提供・受けることができるようになります。

混合介護の「弾力化」で介護サービスが活性化する

混合介護にはまだ課題が残されていますが、保険内と保険外のサービスを「同時・一体化」で行えるように国は提言をしています。介護サービスの価格を「自由化」すること、様々なサービス提供をすることを推進しています。これが混合介護の「弾力化」と呼ばれるものです。もし実現するとなれば、先ほどのような非効率なケースはなくなりますので、期待が高まっています。

混合介護が新しくなったら利用者の負担が軽減される

もし規制が緩和されて混合介護が新しくなったら、これまでの混合介護ではできなかったことができるようになります。現在の混合介護と、どんな違いがあるのか比較をしてみました。

夫婦2人世帯で夫が要介護者の場合

現在の混合介護 ヘルパーが訪問し、要介護者である夫の食事、洗濯、掃除などをしてから、また日を改めて家族である妻の洗濯、他の部屋の掃除などをする。
規制緩和された混合介護 ヘルパーが訪問し、夫婦の洗濯物、食事、掃除を一緒に行う事ができる。

 

一人暮らしの要介護者の場合

現在の混合介護 ヘルパーが付き添って買い物をしたり、最低限の家事をサポートしますが、また日を改めて散歩の付き添いや掃除などをする。
規制緩和された混合介護 ヘルパーが付き添って買い物をするついでに、散歩もでき、好きなものを買いにいける。部屋の掃除をするときには、整理や衣替えもできる。

 

混合介護で利用者と家族が心休まる暮らしをサポート

混合介護は介護される人、介護する人がどちらともに安心して心休まるような生活をサポートする目的があります。それを実現するために「介護保険サービス」と「介護保険外サービス」を組み合わせます。面倒なこと、無駄な時間を省き効率よく介護できるようにすることが混合介護の大きな特徴です。

混合介護がより一層使いやすくなるように、現在も様々な提案や取り組みがなされています。これまでの介護保険サービスの質もキープしながら、介護をする人もされる人も、混合介護について考えていくことが大切です。

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