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5万人以上が救急搬送!?屋内でも熱中症になるリスクは高い!

一気に熱くなり最高気温が40度近くになる日もでてきました。
7月は熱中症予防強化月間です。
みなさん熱中症対策はされていますか?
コロナ過になり、マスクを付けている方も多いと思いますが、マスク着用は熱中症のリスクが高くなる恐れがあります。
感染対策だけでなく、屋外で人と十分な距離が確保できる場合はマスクをはずし、熱中症対策をしましょう!
節電も大切ですが、熱中症になってしまっては元も子もありません。室内ではエアコンをつけましょう!

■目次
▼熱中症予防週間ってなに?
▼熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者
▼なぜ熱中症になるの?
▼熱中症にならないための予防策と経口補水液の作り方
▼熱中症の症状
▼熱中症が疑われたら

熱中症予防週間ってなに?


政府では熱中症対策について、関係省庁連絡会議を設置し、各省庁の取り組みをまとめ、その周知に努めています。
夏季には5万人前後の方が熱中症で救急搬送されるなど、多くの方が熱中症になっています。
近年、熱中症は職場や学校、スポーツ現場での発生だけではなく、夜間や屋内も含め、子供から高齢者まで幅広い年代層で発生しています。
このため、熱中症に関する普及啓発等の効果をより一層高いものとするため、2013年から熱中症にかかる人が急増する7月を「熱中症予防強化月間」と設定することとになりました。
また、2018年7月中旬以降、晴れて気温のかなり高い日が続き、熱中症にかかるリスクが高くなると見込まれたため、熱中症予防強化月間を8月31日まで延長することになり、2019年以降についても、近年の酷暑を受けて一層対策を推進するために、8月31日まで延長を決めました。

熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者


高齢者が暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体温の調整に関わる整理機能が低下しているため、注意が必要です。
要介護状態の方は汗を掻けない・体温調整ができないなどの状態の方もいます。
また、自分で水分が摂れない・汗を拭けない為体温が上がってしまうと、下がりにくい場合もあります。
介助者の方やまわりの方は体調の変化に気を付け、早めの水分補給などの声掛けをしましょう。
節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないように注意!
気温や湿度の高い日には、無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコンを使いましょう。

なぜ熱中症になるの?


熱中症は高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内で熱がこもった状態を指します。
気温がかなり高い近年では、屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気を付けるとともに周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

熱中症にならないための予防策と経口補水液の作り方

暑さを避ける

屋内でも外出時でも、喉の渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、経口保水液などを補給する。

水分だけでなく、汗で失われた塩分も塩飴やスポーツドリンクで一緒に補給しましょう。

室内では…
初夏は遮光カーテン、すだれ、打ち水。気温が高い真夏は時は扇風機やエアコンを使用。
昔は夏の風物詩だったすだれも最近は見る頻度も下がってきましたね。
すだれは日差しを避けるだけでなく、適度な隙間があり通気性が良く、室内に熱がこもりにくくなります。
また、打ち水を朝夕の日が高くない時間帯に、庭や舗装されていない道路にまくことで、気温の上昇を抑え、涼しくなる時間帯の体感温度を下げることができます。
といっても昨今は猛暑が続いており、扇風機やエアコンで温度を調整する必要があります。室温は28℃、湿度は50%前後が目安と言われています。エアコンの設定温度の目安が28℃だと勘違いされている方も多いそうなので注意が必要です。
環境省熱中症予防情報サイトに掲載されている気温、湿度、放射熱から算出される暑さ指数(WBGT値)を参考にしましょう。

外出時に気を付けるポイント
前日は十分な睡眠をとり体力を回復しておきましょう。
当日の朝は、朝食と水分をしっかりと摂ってエネルギー補充!
日傘や帽子を着用し、直射日光を避けましょう。
日陰を選んで歩いたり、こまめな休憩、ミストゾーンがあれば利用し無理をしないようにしましょう。
急ぎの用事でない場合は、気温の高い日中の外出はできるだけ控えることも検討しましょう。

からだの蓄熱を避けるために注意したいポイント

通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着て過ごしましょう。
汗でぬれた服を着続けていると、通気性が悪くなる体温が下がりにくくなります。
太い血管が通っている首の周りや脇の下を保冷剤、氷、冷たいタオルなどでからだを直接冷やのもよいでしょう。

熱中症の症状


どれだけ気を付けていても熱中症になる可能性はあります。
熱中症になったとしても軽度の状態で気が付けるよう症状を覚えておきましょう。
初期症状
代表的な初期症状としてはめまいや立ち眩みがあります。手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感も初期症状の一つの可能性かあります。
重度になると…
けいれん、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐ立てない、からだが熱い、意識消失などの症状が出てきます。

熱中症が疑われたら

まずはエアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させましょう。
そして衣服をゆるめて、冷たいタオルや保冷剤で両側の首筋や脇、足の付け根などを冷やし、うちわや扇子などで風を起こし、水分・塩分、経口補水液などで補給しましょう。

自力で水が飲めない、意識がいない場合は、すぐに救急車を呼びましょう!

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