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老人施設での園芸について


老人施設では、入居者が毎日を楽しくいききと暮らせるように、いろいろな工夫を凝らしています。
毎日の一番の楽しみは食事ですので、噛む力の弱くなってきたお年寄りでも食べやすいように、柔らかい食感の美味しい食事や一口大にカットされた物が提供されます。
また、人は何か生きがいや趣味を持たないととたんに活気がなくなり、老化が進んでしまいますので、お年寄りの興味を引くようないろいろなレクリエーションが企画されています。
最近では園芸などが注目されている施設も多くあります。

注目の園芸


催しの内容は各老人施設によってさまざまですが、どの施設でも人気が高いのが園芸です。

施設の敷地内に畑や庭園用の土地を確保して、入居者に野菜や観葉植物の手入れを楽しんでもらっているのです。
土を掘り起こしたり、耕したりする作業は体力を使うので、事前準備は施設の職員が行います。
土壌が整ったところで、入居者が苗を植えたり、水やりをしたりして、植物の成長を楽しんでいるのです。

なぜ園芸なのか


では、なぜ園芸がこれほどお年寄りの心を引きつけるのでしょうが。
それは、植物は人が手をかければかけるほど、それに応えるかのようにすくすくと育ってくれるからです。

心をこめて手入れした植物は、病気や害虫にも負けずに、元気に成長して美しい花を咲かせたり、豊かな実りをもたらしてくれます。
この生きる姿が、お年寄りに大きな感銘を与えるのです。命の輝きに触れることは、お年寄りにとってはとても大切なことです。
身の回りをみても、小さな孫に囲まれたお年寄りや、ペットと一緒に暮らしている高齢者は皆元気で生き生きとしています。
それだけ、若く健康な人や動物と過ごすことは、お年寄りを活気づけて生きがいのある毎日を提供してくれます。

しかし、老人施設に入居していては、小さな赤ちゃんやこども、動物と触れ合える機会はめったにありません。
家族が面会に来てくれる人でも、毎日会うことは難しいでしょう。

ですが、植物なら施設の敷地内にあるので、いつでも好きな時に触れ合えることができます。
植物は言葉こそ発しませんが、懸命に生きる姿は人間も動物も何ら変わりはありません。

また、人の手で毎日水やりをしたり、雑草を抜いてやらないと、すぐに元気がなくなったり、枯れてしまいます。
お年寄りが面倒を見てあげないと、すぐに弱ってしまう植物は、お年寄りに生きがいと生活への張り合いを与えてくれる存在なのです。
こうして、園芸作業を取り入れている老人施設では、とても元気にあふれた入居者が土仕事に励んでいます。

ケアパークは中立な立場で様々な施設を無料紹介します。

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