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熱中症・脱水症予防と工夫した水分補給方法

  • 2018/04/26

【高齢者に多い熱中症と脱水症】
熱中症や脱水症は日中外の炎天下でなると思っている方が多いかもしれませんが、屋内にいても夜でも暑ければ危険性は大いにあります。
特に高齢者は加齢によって体温調整が低下しており、暑さを感じ辛くなってしまっていることやトイレが近くなるからと水分を控えることが、熱中症や脱水症になる主な原因となっています。
また、電気代のかかるエアコンを贅沢やもったいないと考えている方、夏は暑いのが当たり前、窓を開けていれば大丈夫。と考えている高齢者は要注意です。


【熱中症・脱水症を防ぐ方法】
熱中症や脱水症にならないためにはこまめな水分補給とエアコンでの室温調整が大きなポイントになってきます。
高齢者は水分をとるとすぐにトイレに行きたくなるから、などの理由で水分をとることを嫌う方が多くいらっしゃいます。
けれど加齢とともに水分を蓄える筋力が減少することで体内の水分量が減りますし、体の感覚が鈍くなり、のどの渇きを感じにくくなります。
ご本人が気づかないうちに脱水症一歩手前になっており、自覚症状(のどの渇き)が現れた時にはすでに脱水症になっていたというケースも多くあります。
悪化すると意識レベルが低下して昏睡状態や最悪の場合死に至ることもあります。また、のどが渇いたと感じた時にはすでに体内の水分量が不足している状態なので、のどが渇く前にこまめな水分補給をすることが大切です。
とにかく水分をたくさん取ればいいと考えて、一度に大量の水を飲んでも、すべて身体が吸収できるわけではありません。重要なのはこまめな水分補給です。
脱水と聞くと夏にかかるものだと思われがちですが、それが大きな落とし穴です。冬や涼しい時期は暑くないから、汗をかいていないから大丈夫と思いがちですが、しかし季節による空気の乾燥に加え、
汗をかかなくなることで水分補給を積極的に行わなくなってしまい、知らず知らずのうちに脱水症になってしまう方も多いです。冬や涼しい時期こそ注意です。

手 つなぐ
【高齢者を脱水症から守る方法】
要介護状態の方が脱水症や熱中症になってしまわないようにするにはご家族やまわりの方のサポートが重要となってきます。高齢の方だと約1~1.5リットルの水分が1日の目安と言われています。
すごく多いように思われるかもしれませんが、飲む回数を増やし、工夫をすることで無理なく目安の水分量をとることが可能となってきます。ご本人が水分を取りたがらない場合はまず、理由を知りましょう。
要介護の方だと、身体が思うように動かせなく、ズボンの上げ下ろしにも一苦労な方、トイレまで行くこと自体が一苦労な方もいらっしゃいます。また、もし間に合わなかったら…という不安を抱えている方います。
まずはそのような心情をこちらが理解し、できる限り不安を軽減することが大切です。例えば、トイレまで動線を動きやすいように確保。上げ下ろしのしやすいゴムタイプのズボンに変える。などいろいろな工夫があります。
もしものお守り代わりに尿とりパッドを進めてみるのもいいかもしれません。また、飲み物をご本人の好みに合わせることで水分を多く飲んでいただけることもあります。必ずしも水やお茶でないといけないわけではありません。
甘い飲み物が好きな方や梅昆布茶のようなしょっぱい物が好きだったり、炭酸が好きだったり、冷たい物が好きな人もいれば温かい物が好きな方、と人それぞれ好みがあるので
その好みに合わせて提供することで喜んで飲んでいただけることもあります。水分というと飲み物を連想してしまいがちですが、お味噌や果物、熱い時期にはゼリーやかき氷などのおやつや食事からも水分がとれます。
ずっと同じだと飽きることや、その日の気分もあると思いますので1つの方法にこだわらず、いろいろな方法を試していくといいと思います。
腎臓病・心臓病で水分制限をしている方は、お体に合った水分量をかかりつけ医などと相談して水分補給しましょう。


【水分を嫌うのは嚥下機能の低下が原因かも】
嚥下機能(飲み込む力)の低下によって水分補給を嫌がっている場合もあるため注意が必要です。
最近むせることが多くなった、飲み込むのに時間がかかるようになった方は嚥下機能の低下によって水分補給を嫌がっている可能性があります。
食べ物が口腔内から咽頭、食堂、胃へと運ばれるまでに多くの器官が関わってきますが、これらの器官が何らかの理由でうまく動かなくなることを嚥下障害といいます。
加齢とともに咀嚼や嚥下に必要な筋力が衰えるのも、嚥下障害の一つです。筋力が低下すると飲み込むときに気道を閉じることができなくなり、食べ物が気管に入りやすくなり誤嚥が起こりやすくなります。
本来食道に送られるべき食べ物が気管に入ってしまい、その細菌が肺に入り込んで炎症を起こすと、誤嚥性肺炎を起こしてしまう危険があります。
そのため嚥下機能が低下している高齢者には水分の形状を工夫した水分補給が重要となってきます。嚥下機能が低下した方にとっては水やお茶のようにさらさらして広がる液体は飲み込み辛く、誤嚥してしまいやすい形状です。
飲み込みやすい水分の形状としては、密度が均一な物やまとまりのいい物、滑りがいい、とろみのある形状です。水分にとろみをつけ、滑らかにすることで飲み込みやすく、誤嚥の予防になります。
嚥下機能の低下が考えられる場合は無理に水分補給を促す前に、かかりつけ医に相談して嚥下機能を調べていただき、対応方法を助言していただくといいかもしれません。

 

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