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新型コロナウイルス感染予防対策と介護施設(老人ホーム)

  • 2021/02/08

愛知県では2021年1月8日から再発令された緊急事態宣言が3月7日まで延長発表され、まだ終息が見えてこない新型コロナウイルス。
高齢者や基礎疾患のある方が重篤化しやすいと言われていおり、老人ホームは大丈夫なのかと不安に思っている方も多いと思われます。

介護施設での現在の対応と今までの経験

現在コロナ対策として、職員や面会家族の手指のアルコール消毒やマスクの徹底、発熱や倦怠感がある人は面会をお断りする施設が多いです。

これ以上の対策は各施設によって異なり、アルコール消毒やマスクの着用などをすれば面会制限はしていない施設や、短時間・少人数であれば可能、完全に面会謝絶など様々です。
また、入居者に関しては外出制限や施設内でのイベントを中止しているところが多いです。

老人ホームでは新型コロナウイルスが発生する以前から、介護スタッフや看護師が入居者の健康管理を行い、衛生的に保つよう細心の注意を払ってケアをし、インフルエンザやノロウイルス(感染性胃腸炎)などへの感染対策を行っています。
感染症に対する抵抗力が弱い高齢者が多く生活している為、感染が広がりやすいことを認識しており、国は高齢者介護施設における感染対策マニュアルを作成し注意喚起しています。
施設側も「感染症を持ち込まない・広めない」目的として、手洗いを徹底し、湿度管理や排泄物・嘔吐物の適切な処理などを行い各施設感染予防・対策に努めています。
毎年インフルエンザの流行する前の10月頃に感染予防・対策について勉強会を開いている施設も多いです。

医療法人士正会では有事に備えた防護服着脱の勉強会を実施施設

医療法人士正会が運営している施設は名古屋市内に3施設あり、グラード名古屋駅前グラード栄東グラード浄心です。
こちらでは、人員配置が手厚く医療行為に強いと有名なグラードですが、感染対策も徹底しているようです。

昨年から例年の感染症に加えて新型コロナウイルスが加わったことで施設での感染予防・対策を更に徹底、もしも感染者が出た場合の有事対策の勉強会を行ったそうです。
防護服着脱の勉強会では、見ているのと実践するのでは違い最初は大変だったようですが、看護部長からポイントを教えていただき、何度か練習し安全に着脱できるようになったそうです。

介護施設で密を避け、ソーシャルディスタンスを保つ難しさ

介護は人が人をサポートする仕事です。
老人ホームに入居している要介護の高齢者は入浴、排泄、食事等の日常生活動作に常時介護を必要とする方が大多数です。

耳が遠い入居者には近づき、耳元で話しかけなければ聞こえない方もいます。
認知症の入居者にマスクをしてもらうように言い、その場ではしてもらえるが、すぐ忘れて外してしまう人もいます。
マスクをしていると職員の表情が伝わりづらく、不安になってしまう入居者もいます。

介護と一言で言っても身体的な介護だけではありません。

介護の基本は介護職員と入居者(利用者)のコミュニケーションです。
介護拒否のある方でも、コミュニケーションを密に図り、信頼関係を築いた職員には心を開き介護を受け入れてくれることもあります。
信頼関係を築くためはコミュニケーションがとても重要になってきます。

密を避け、ソーシャルディスタンスを守ろうとすると、寄り添って話を聞いたりすることも難しくなります。

そうなると信頼関係の問題だけでなく、入居者は一人でぼーっとする時間が増えて認知症が進んでしまうこともあります。
一人になると不安になり徘徊してしまう人もいます。

その為施設の中で介護が必要な入居者と職員が3密を避け、ソーシャルディスタンスを守り抜くことは難しいです。

しかしどちらの施設でも最大限の対策をして何とか新型コロナウイルスを持ち込まないように努めています。
新型コロナを持ち込まないように休みの日にもあまり外出しないようにしているという職員もいます。
みんなで楽しく話しながらの食事が黙食になって食欲が出ない、いつも楽しみにしていた施設内でのイベントが中止になり楽しみが減った、外出自粛要請によって通っていたデイサービスに通えなくなった、面会謝絶によって家族に会えなくなったなど入居者が我慢していることもたくさんあります。
会えなくなり、元気にしているのだろうか…などの不安を抱えている入居者の家族や友人も多くいます。

施設も入居者も家族もみんな同じ思い

感染予防対策の内容は介護施設それぞれ違う部分はありますが、どの施設でも感染を防ぎたいという思いは同じです。
介護が必要な入居者を日々サポートする上で難しい対策もありますが、みなさん試行錯誤しながらできる限りの対策をしています。
入居者や入居者の家族に行動の制限をお願いしている施もが多くありますが、それは施設が何とか入居者を感染から守りたいという思いからです。
施設だけでなく入居者、家族などたくさんの方の協力で感染予防対策が行われています。

今回は老人ホームでの感染予防対策について書かせていただきましたが、1日も早く新型コロナが終息してくれることを願うばかりです。
コロナが終息して職員が入居者に寄り添い、入居者が職員のサポートを受けながらも自分らしく生き生きと生活できる日々が早く戻ってきてほしいと思います。

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